岐阜県高山市の、車輪のように丸い形の田んぼ「車田」で稲刈りが行われました。
「車田」は車輪のように丸い形に苗を植えていく全国的にも珍しい形の田んぼです。現在も残っているのは、高山市と新潟県佐渡市の2か所で、高山市の車田は、かつて、収穫した米を伊勢神宮に奉納していた神聖な田んぼとされています。
14日は、地元有志でつくる保存会のメンバー13人が直径およそ20メートルの車田に入り、円を描くような動きで手際よく稲を刈りとっていきました。
(車田保存会の大森茂樹会長)
「害虫の被害もなく、良い成長をしてくれています。」
刈り取った稲は地元の神社に奉納されるほか、ことしは初めて、イベントでの販売も行われるということです。
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