14日、札幌市西区に住む50代の女性が、警察官や検察官を名乗る男から、現金およそ38万円をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと14日、札幌市西区に住む50代の女性のもとに、警視庁の警察官を名乗る男から「詐欺事件で逮捕した被疑者が、あなたから口座を売却してもらったと供述している」と電話がありました。

女性は男から「大阪府警で逮捕しているから電話を替わる」と言われ、大阪府警の警察官を名乗る男が「警察はお金を要求することができないから検察に替わる」、そして検察官を名乗る男は「調査のためお金を振り込んでほしい。そうでなければ、逮捕令状で逮捕する」などと言い、女性はそれを信じてしまったということです。

そして女性は、指定された口座に37万8000円を振り込んだということです。

さらに女性は、運転免許の画像を送るよう指示されたため、夫が不審に思い、午後4時ごろに警察署を訪れ、被害を届け出ました。

警察は、詐欺事件として捜査しています。

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