12日に白鷹町の簡易郵便局に包丁を持った男が押し入って現金100万円を奪った強盗事件で、男は現在も逃走しています。
この事件は、12日の午後2時45分頃、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局で男が70代の女性局長に包丁を向け「金を入れろ」と脅し、現金を奪ったものです。
男は現金100万円を黒色のバッグに入れて徒歩で逃走しました。けが人は確認されていません。
男は青色系の襟付き半袖シャツに灰色系のズボン、薄茶色のキャップに白色の軍手をしてマスク姿でした。メガネはかけておらず、黒の運動靴をはいていました。
マスクなどでよく見えなかったというものの、年代は20代や30代ではなく、もっと上とみられています。
男は包丁を持ったまま郵便局を出て、現在も逃走しています。
事件当時、郵便局の事務室で郵便局長の70代の女性が1人で勤務していたところ、事務室の隣にある和室から物音がしたということです。
女性が和室に行くと男が1人で立っていて、包丁を突き付けられました。
そのまま2人は事務室に移動。男は女性に「金を入れろ」と言って脅し、要求金額なども話したということです。
女性が現金100万円をバッグに入れると、バッグごと現金を奪い、簡易郵便局から南の方向に走って逃げました。
時間は5分ほどでした。
男は客が入る正面出入り口ではなく、従業員のエリアから入ってきたとみられています。
事務室に設置された防犯カメラには男の姿が映っていて、警察では防犯カメラの映像も解析するなどしていて、逃げた男の行方を追っています。
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