劇団俳優座の役者が講師を務める演劇講座の第6期「山田太一 沈黙亭のあかり 心を灯(とも)す 人間ドラマ」(東京新聞主催)が14日、東京都千代田区内幸町の東京新聞本社5階会議室で始まった。現代劇をテーマに、11月2日までの毎週土曜日の全8回で行う。

演劇講座に臨む参加者。左は講師の保亜美さん=東京都千代田区内幸町の東京新聞本社で

 講師は同団所属俳優の保(たもつ)亜美さん(40)。数多くの名作ドラマを手がけた山田太一氏が俳優座のために書き下ろした脚本「沈黙亭のあかり」を題材に、小さなスナックを舞台に傷ついた人々の心情の吐露と再生を描いた物語に挑む。  講座には20〜70代の約40人が2部に分かれて参加。初回の講座では、体を動かすシアターゲームをしたり、簡単な発声や本読みを行った。  参加した墨田区在住の森本ななみさん(22)は「ケンカのシーンでお互いヒートアップして楽しかった」と話した。 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。