熊本市はきょう13日の市議会で、今年で築30年を迎えた国際交流会館について、今後、大規模改修を検討する方針を示しました。

熊本市が2017年に策定した施設の長寿命化についての管理計画では、築35年を迎える施設について大規模改修を検討するように定めています。

熊本市はきょう(13日)の市議会で、国際交流会館が5年後の2029年度に築35年を迎えるため、計画に沿って大規模改修を検討する意向を示しました。

国際交流会館は1994年に建てられ、長寿命化計画上の目標耐用年数は70年となっています。

市の施設は、毎年必要に応じて改修をしていて、国際交流会館でも現在、外壁や屋根の改修を進めていますが、大規模改修が決まると耐震性の見直しや変電施設の入れ替えなどが必要になります。

国際交流会館は熊本市中央区花畑町にありますが、市は約100メートル先の同区桜町に市役所本庁舎を移転する計画を示していて、本庁舎の移転が決まると、行政関係施設がさらに集約されることになります。

一方、熊本市は1990年前後に国際交流会館以外にも公民館や団地など多くの施設を建設し、これらが今後、更新時期を迎えることから、市は今後、各施設の大規模改修の必要性や実施時期などについても検討や調整を行う方針です。

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