マッチングアプリ通じて知り合った女性を名乗る人物から、宮城県登米市の60代の男性が暗号資産の投資を進められて現金およそ180万円をだまし取られました。警察は、SNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは、登米市に住む無職の60代の男性です。警察によりますと男性は2024年7月、マッチングアプリで女性を名乗る人物と親しくなり、SNSでメッセージのやり取りをするようになりました。男性は、その人物からメッセージで「ドル型の貯蓄で毎日安定した利子がつく」などと暗号資産の投資を勧められました。その話を信用し、取り引きに必要なアプリをインストールし、メッセージで指示された口座に暗号資産の両替費用などとして現金およそ180万円を9回にわたり振り込みました。アプリ上では現金が増えているように見えていたものの男性が現金を引き出そうとしたところ失敗。さらにその人物から出金手数料として多くの金を振り込むよう求められたことから家族に相談し詐欺に気づきました。

警察は、マッチングアプリを使い親近感をもたせたうえで金をだまし取るSNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。

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