移動中の車内で、20代の元妻の女性に殴るなどの暴行を加えてけがをさせたとして、熊本市に住む20代の会社員の男が緊急逮捕されました。

傷害の疑いで緊急逮捕されたのは熊本市西区高橋町に住む会社員の男(25)です。

男はきのう(12日)午前9時ごろから午後0時50分ごろまでの間に、熊本市北区植木町付近から合志市付近まで移動していた車の車内などで、元妻の女性(24)に対し、顔や肩を手で殴ったり、発煙筒で太ももを突いたりするなどの暴行を加えて、顔や太ももなどにけがをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、2人が電話で話した際、男が「なぜ電話に出ない」「どこにいる」などと言ったことで口論になった後、直接話し合うことになり、男が車を運転して女性は後部座席にいました。

しかし走行中の車内などで男に殴られるなどしたことから、合志市内で女性が近くの店に助けを求め、店が110番通報しました。

その後、女性の自宅に現われた男に警察が任意同行を求め、警察署で話を聞いていましたが、男が話をせずに帰ろうとしたため、緊急逮捕したということです。

男は警察の調べに対し、顔で殴ったことなどは認める一方、「肩などは殴っていない」と容疑を一部否認しているということです。

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