台風13号は発達しながら沖縄地方に接近していて、県内各地では台風対策が進められています。
沖縄有数のモズクの水揚げ地として知られるうるま市の平敷屋漁港では、漁業関係者たちが朝から対応に追われました。
漁港ではすでに、きのうの日中にほとんどの漁船を陸に引き上げていて、船をロープで縛り固定するなどして、台風の直撃に備えていました。
八重瀬町のピーマン農家では、強風の被害から守ろうとビニールハウスのビニールを畳んだり、植えたばかりの苗が飛ばされないように固定したりするなど、対策を急いでいました。
ピーマン農家 金城正長さん
「(過去に)全滅したことがある。害虫は農薬をかければ防げるが、台風の場合は完全になくなるから1番怖い。できる限りの対策をしている」
一方、那覇と周辺離島を結ぶ海の便はきょう、大東島行きが欠航となっていて、今後、影響が広がる見通しです。
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