職務質問中に男性の首を掴み同僚の警察官を殴ったとして書類送検されていた熊本県警の元巡査長について、熊本地方検察庁は起訴しないことを決めました。

不起訴処分となったのは、県内の警察署の地域課に勤務していた40代の男性元巡査長です。

熊本県警察本部

警察によりますと、元巡査長は2024年4月、職務質問中に10代の男性の首を掴んだほか、止めに入った同僚の警察官(20代)を複数回殴り転倒させけがをさせたとして、書類送検されていました。

元巡査長は今年7月に停職3か月の懲戒処分を受け、その後依願退職しています。

熊本地検は、不起訴処分の理由について「諸事情を考慮した」としています。

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