静岡県富士宮市に住む80代の女性が9月12日、孫をかたる男からの電話で、現金60万円とキャッシュカード2枚をだまし取られる詐欺事件がありました。

被害に遭ったのは、富士宮市に住む80代の無職の女性です。

警察によりますと、12日午前9時45分頃、孫をかたる男から女性の家に電話があり「買い物をしたが代金が高い」「用意したお金では足りない」などと言われ、その後「外の消火器の箱の中に入れておいて」「コロナにかかっているので直接会わないほうが良い」などと指示されました。

女性は、現金60万円とキャッシュカード2枚を、自宅外に設置されている消火器格納箱に置いたところ、何者かに持ち去られだまし取られたということです。

女性が、夜になってから孫に確認したところ話が合わず、だまされていることに気付き、警察に被害届を出しました。

キャッシュカードで金が引き出されているかは、現在、捜査中だということです。

警察は、「『現金やキャッシュカードを渡して』との文言は詐欺!」「面接を避ける金銭授受の要求は詐欺!」と呼びかけています。

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