建設会社会長の射殺事件など4つの事件に関わり1審で無期懲役の判決を受けた特定危険指定暴力団・工藤会幹部の男に対し、福岡高裁は、1審判決を支持し、控訴を棄却しました。

4事件に関与共謀と故意を認定

判決を受けたのは、工藤会幹部の瓜田太被告(61)です。

判決によりますと、瓜田太被告は2011年の建設会社会長射殺事件や2013年の看護師襲撃事件など4つの事件に関与しました。

1審の福岡地裁は、瓜田被告の共謀を認定したうえで「犯行の指示役・実行指揮役として関与した刑事責任は重い」として無期懲役の判決を言い渡していました。

12日の控訴審判決で福岡高裁は「共謀及び故意も認められるとした原判決の認定説示は正当」などとして、4つの事件すべてで瓜田被告の共謀と故意を認定。

1審の無期懲役判決を支持し、控訴を棄却しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。