飯豊町に住む60代の女性が、総務省を語る電話をきっかけに1320万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。

警察によりますと、先月30日、飯豊町に住む60代女性の家の固定電話に総務省を語る男から電話がありました。

電話で、男は「あなたの携帯電話が悪用されていて2時間以内に使えなくなります」などと話したということです。

その後、電話の相手が捜査部を名乗る別の男に替わりやり取りをするうちに、女性はLINEで「あなたの口座に被害金があるはずなので、引き落とした現金を調べます」

「調べた後に返すので指定先に現金を送ってください」などといわれました。

女性は相手に指示されるまま、指定された東京都内の住所に宅配便で1320万円を送ったということです。

その後、女性がインターネットで調べたところ、こうした詐欺があることを知り被害に気が付きました。

また、先月19日には、東根市に住む60代の女性が、同様の手口で400万円をだましとられる被害にあっています。

警察ではこれらはオレオレ詐欺の手口だとして注意を呼び掛けています。

また、宅配便、ゆうパック、レターパックで現金を送ることは禁止されています。品名に別のものを記載するよう求められた場合は詐欺だとして、警戒するよう呼び掛けています。

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