店のアルバイトの女性を殺害しようとしたとして現行犯逮捕されていた店長の男が再逮捕されました。
警察によりますと再逮捕された奈良公明（なら こうめい）容疑者（29）は、3月22日、店長を務める熊本市中央区の飲食店で、19歳のアルバイトの女性2人を包丁で刺すなどして、殺害しようとした疑いが持たれています。
1人は顔や腹部などに全治およそ2か月のけがを、もう1人も顔や首などに全治およそ6か月のけがをしました。
事件を巡っては21歳のアルバイトの女性も重傷を負っていますが、新たに女性3人全員が奈良容疑者に対し「仕事を辞めたい」などと伝えていたことが分かりました。
事件当日は営業終了後に数時間に渡って4人で話し合いをしていたということです。
警察の調べに対し奈良容疑者は、「仕事などのストレスで自暴自棄になり、辞めると言われ怒りが爆発した」と容疑を認めているということです。
警察はこれまでの捜査から奈良容疑者が凶器を事前に準備していたとみていて、犯行の計画性についても調べを進めています。
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