市役所職員や金融機関職員をかたる人物からの電話で、静岡県沼津市に住む60代の男性が500万円を騙し取られる詐欺事件があり、警察が捜査しています。
被害に遭ったのは、沼津市に住む60代の会社員の男性です。
警察によりますと、男性は9月9日、市役所職員や金融機関職員をかたる人物からの電話で「保険料の超過分がある」「期限がきているから早急に振込したい」「インターネットであれば本日振込の手続きをする」などと言われ、ネットバンキングの口座番号とID、パスワードを教えてしまったところ、50万円～100万円単位で8回にわたり、合計500万円が他人名義の口座に移し替えられてしまったということです。
男性は電話で「手続きに影響があるため口座の確認はしないでほしい」と言われていました。不審に感じた男性が2日後の11日に口座を確認し、だまし取られたことに気付いたということです。
警察は「キャッシュカードの暗証番号や、ネットバンキングのパスワードといった情報は、他人には絶対に教えないでください」と呼びかけています。
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