「口座凍結により現金を預かる」などと、うその電話があり、70代女性が自宅の車庫に置いた現金460万円をだまし取られる詐欺被害にあったことがわかりました。

警察によりますと、今年8月30日から9月6日までの間、豊後大野市内に住む70代の女性の自宅固定電話に電話がかかり、大手通信社を名乗る女から「あなた名義の携帯電話の使用が停止された」と言われました。

そして、そのまま警察官を名乗る男にかわり「暴力団を逮捕したら、あなた名義の携帯電話と銀行口座が作られていて、あなたも容疑者となる」と言われました。

その後も女性は、警察官を名乗る男から「口座が凍結される前にすべての預金を出金した方がよい」と話し、さらに検察官を名乗る男からも「お札の番号で犯罪に使われたお金が分かるのでこちらで預かる」と言われました。

女性は指示されるまま、自宅の車庫に現金460万円を置いて、だまし取られる被害にあいました。

女性が知人に話したところ、詐欺ではないかと言われ、警察に相談して発覚しました。

警察は、警察官や検察官が現金を預かることはないので、お金が絡む話は詐欺を疑い、知人や友人、家族や警察に必ず相談するよう呼びかけています。

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