95歳の同性愛者の男性が大阪大学の授業で、「性的少数者の意見も大切にしてほしい」と学生に伝えました。

 「生と死」を学ぶ授業に招かれたのは大阪・西成区に住む長谷忠さん、95歳です。長谷さんは誰かと交際したことも性交渉の経験もありません。好きな男性ができても告白できない時を過ごしました。同性愛はかつて「異常性欲」と公然と語られていたからです。

 (学生)「男同士の恋愛を描く漫画とか最近結構盛り上がっていますが、それについてはどう思われますか?」
 (長谷さん)「ええと思うよ。(性的)少数者は絶対にいる。(性的)少数者の意見も聞きなさいよ」

 長谷さんに密着した映画「94歳のゲイ」は5月18日(土)から大阪で公開されます。

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