地域の住民に防災について学んでもらおうと、北海道帯広市の建設会社が4000人規模の防災訓練を行っています。

この訓練は、2003年の十勝沖地震をきっかけに、住民の防災意識を高め災害が起きた際の被害をおさえようと、帯広市に本社を置く宮坂建設工業が毎年この時期に行っているものです。

 11日は、地元の小学生や町内会、自衛隊、消防などおよそ4000人が参加し、土のうを実際に作って積む訓練を行ったほか、地震体験車で東日本大震災の揺れを体験しました。

 参加した地元の高校生
「冷蔵庫だったり棚とかが実際の現場だったら落ちてくる可能性があると思うので、自分は頭を守ることを一番に気を付けようと思いました」

 また、参加者にはカレーの炊き出しも配られました。訓練は午後2時までの予定です。

 

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