植物標本約1万点を誤って廃棄したとして奈良県が謝罪しました。

 奈良県内の野生植物を研究する奈良植物研究会によりますと、県に寄贈された植物標本約1万点が、去年10月に誤って廃棄されたということです。

 県は建物の解体工事で備品を処分した際、誤って植物標本も廃棄したことを明らかにしたうえで、団体に謝罪しました。

 また、県は、団体から自然史研究の体制構築を要望されていましたが、植物標本の寄贈については「体制を整えている国などへの寄贈が適切な対応と考える」と回答していて、団体は「不満が残る回答」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。