秋篠宮妃紀子さまは11日、58歳の誕生日を迎えられた。宮内記者会の質問に文書で回答し、18歳になった長男悠仁さまには「成年の皇族としての務めを一つ一つ大事にして、経験を重ねてほしい」と期待し、「学ぶ場所は、長男自身がしっかり考え、決めたことを尊重したい」と心を寄せた。

◆「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことも」

58歳の誕生日を迎えられた紀子さま=東京・元赤坂の秋篠宮邸で(宮内庁提供)

 紀子さまは年末年始に体調不良を訴え、一部の公務を控えた。「公的な仕事や活動をしながら、日々の生活を送ることができる体調になりました」とした。公務の担い手が減る中での活動の見直しについては「行事の主催者と相談しながら、より良い活動のあり方を目指し模索していくことなどが求められる」との考えを示した。  ネット上などで秋篠宮家へのバッシングとも受け取れる状況が続くことに「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」と記した。  国内外で多くの行事に出席する次女佳子さま(29)には「一つ一つに心を込めて携わり、頑張っている姿を頼もしく思っております」とした。米国で生活する長女小室眞子さん(32)には「楽しんだ思い出が今も色あせずに心のアルバムに収まっています。いつも彼女の幸せを願っています」との思いをつづった。(山口登史) 

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