東京にある青森県のアンテナショップについて、県は都市開発事業により2025年7月末で営業を終了すると発表しました。首都圏での新たな拠点は、検討委員会を設置して方向性を取りまとめる方針です。

宮下宗一郎知事は10日、会見を開き「あおもり北彩館東京店」の閉店と新たな拠点の整備の方向性を発表しました。

それによりますと、閉店するのは東京のJR飯田橋駅近くに2002年にオープンした「あおもり北彩館東京店」で、昨年度の来店者数は延べ8万7000人あまり、売り上げは約3億3000万円ありました。

今回は、地域の都市開発事業により2025年7月末で閉店することになりました。

これを受け、宮下知事は2024年10月に検討委員会を立ち上げて、首都圏での情報発信を含めた青森県の拠点について、整備の方向性や機能を協議するとしています。

青森県 宮下宗一郎知事
「新しい発信拠点はやるとなれば、物産・観光だけではなく移住など様々な青森県の政策課題を解決できる拠点を作っていきたい」

検討委員会は2025年3月に整備の方向性を取りまとめる予定です。

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