北九州市門司区で10日午後、酒を飲んで車を運転したとして、67歳の自称会社員の男が逮捕されました。男は逮捕される約6時間半前まで飲酒していたということですが、「アルコールが残っているとは思わなかった」と容疑を否認しています。

警察によりますと10日午後4時半過ぎ、北九州市門司区白野江の市道で制限速度40キロの区間を約65キロのスピードで走行する車を、取り締まり中の警察官が見つけました。

警察官が車を運転していた男の呼気を調べたところ、基準値の5倍を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転とスピード違反の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕されたのは、大阪府和泉市に住む自称会社員の川村健一容疑者(67)です。

警察によりますと川村容疑者は、「朝7時から10時までの間に缶ビール4、5本を飲んだ」と話しているということですが、取り調べに対し「体の中にアルコールが残っているとは思わなかった」と容疑を否認しています。

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