若い世代でも注意が必要な肝炎や性感染症について、大学生と行政が協力して検査を呼びかけます。効果的な啓発の方法を考えるイベントが香川大学で開かれました。

「病気になった人が(身近に)いないと恐ろしさは分かっていない」
「健康上重大な問題なのに目を向けたがらない」

イベントに参加したのは、香川県内の医療系の学部に通う10人の大学生です。若者の間で広がる性感染症や、受ける機会が少ない肝炎の検査を促そうというもので、効果的な啓発方法を議論しました。

モデルの香川沙耶さんや、ダンサーのMaasaさんらインフルエンサーもゲストとして加わり、情報発信の手段やポスターなどで使うキャッチコピーなどのアイデアを出し合いました。

(大学生)
「センシティブなものを向き合わないで放っておくと、病気が横行すると思うので、いかにためらわずに取り組めるかが大事かなと」
「自分もこのような検査を1回もしたことがなかったので、自分からも行きたいし、周りにも声をかけるべきかなと」

香川県は今後も学生との議論の場を設け、若者から出されたアイデアを県の啓発事業に積極的に採用したいとしています。

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