1歳の娘を布団に叩きつけて大けがをさせたとされる父親の初公判が開かれ、父親は「泣き止まないことにイライラしてやってしまった」と陳述し、検察は他に怒鳴るなどの行為を繰り返していたと指摘しました。

山梨県甲斐市の会社員 丹澤涼被告(24)は今年5月、自宅で当時1歳の娘の両足をつかんで布団にたたきつけ、右足を骨折させたとして傷害などの罪に問われています。

10日の初公判で丹澤被告は起訴内容を認め「金銭面でストレスを感じることが多く娘が泣き止まないことにイライラしてやってしまった」と陳述しました。

裁判で検察側は妻への暴力や、娘を怒鳴り押し入れに閉じ込める行為を断続的に繰り返していたと指摘し、身勝手かつ短絡的で再犯の可能性が認められるとして懲役1年6か月を求刑しました。

一方弁護側は親としての未熟さを感じ真摯に反省していると主張し執行猶予付きの判決を求めました。

判決は今月19日に言い渡されます。

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