JR東日本は運転士のいない「ドライバレス運転」の導入を、2030年代中ごろに上越新幹線で目指すと発表しました。

JR東日本は、2021年から運転士が車内にいなくても走行できる、「ドライバレス運転」の実現に向け試験を行ってきました。

きょう、JR東日本は「ドライバレス運転」について、2029年度に新潟駅-新潟新幹線車両センター間の回送列車で導入すると発表しました。さらに、2030年代中ごろには、乗客がいる営業列車の東京-長岡駅間で運転士が乗車したうえでの自動運転を実施し、その後、東京駅から新潟駅間で運転士のいない「ドライバレス運転」を目指すとしています。

JR東日本 喜勢陽一社長
「世界初の新幹線における、ドライバレス運転をまず上越新幹線に導入し、これを北陸新幹線、最後に東北新幹線に順次拡大をしていく」

JR東日本は、運転効率の向上や、輸送の安定性・安全性へつなげたいとしています。

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