元卓球日本代表の石川佳純さんが、おととい山形市を訪れ、卓球に取り組む子どもたちに熱い指導を行いました。

石川佳純さんは「47都道府県サンクスツアー」と題し、全国で卓球をしている子どもたちと触れ合い、将来の夢を応援する活動を行っています。



30か所目となった山形でのイベントには、県内の卓球クラブなどに所属する4年生から6年生およそ60人が参加しました。



石川さんは、現役時代に取り組んでいた練習や意識するポイントなどを話し、子どもたちに直接アドバイスをする姿も見られました。

子どもたちは、憧れの石川さんからのアドバイスに目を輝かせながら聞き入り、早速手応えも感じているようでした。



小学5年生 金子陽智さん「インパクトを強くすると、いつものドライブより正確にはいったり、回転がかかったりして良くなったなと思いました」



小学6年生 原 幸夏さん「テレビとかで出ていて、生で見るとすごいなと思いました。(石川佳純さんが)足の運び方とか気にしているから、自分もそこを頑張って気にしてみたい」

このあと行われた質問コーナーでは、様々な質問が飛び、石川さんがこれに丁寧にこたえていました。

児童「一日の練習でサーブ練習はどのくらいやりますか?」

石川さん「大事な試合の前には1時間やったりました、ちょっと長いけどね。毎日15分、これを一か月続けるのもすごく大変なことだけど、それを続けたらサーブは本当にうまくなる。5分でも10分でもいいから、まずそれを1週間2週間、1か月と続けてほしいと思う」



石川さんは、簡単そうで難しい『練習を毎日続けること』その大切さを伝えていました。

そして、イベントの終盤には石川さんと3点先取のエキシビジョンマッチが行われました。

石川さんと夢の対戦をした児童は、鋭いフォアで先制すると・・・

意表を突くネットインで立て続けに得点。

大金星を上げました!

対戦した児童「ネットイン2回しちゃったけど、握手できて夢のような感じでした。楽しかったです」



石川佳純さん「(山形は)おいしい食べ物がたくさんあって、みなさん温かく迎えてくれて、すごく嬉しい。きのうの夜は芋煮を食べました」

「続けていくこと、毎日を積み重ねていくこと、その上にいろんな進歩だったり自分自身が感じる達成感があると思うので、そういうのを感じながら毎日練習大変だと思うけど頑張ってほしいなと思う」



石川佳純さんと夢のような時間を過ごした子どもたち。今後の山形の卓球レベルのアップに期待です。

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