仙台市議会9月議会は、代表質問が始まり、最大の焦点「宿泊税」について論戦が交わされました。

自由民主党会派　佐々木心市議：
「宿泊税の導入の必要性と目的、市が目指す観光振興の方向性についてうかがう」

仙台市議会は9日、代表質問が行われ、市が導入を目指す「宿泊税」を巡り、市議から導入の目的などを問う質問が上がりました。これに対し郡市長は「街の魅力を高めるための財源として必要」と答えました。

郡和子仙台市長：
「観光を基軸とした交流人口の拡大に向け、中長期的な視野で街の魅力を高める必要がある。持続的に推進していくための財源として、宿泊税の導入を決断した」

宿泊税は県も導入を目指していて、素泊まりで一泊6000円以上の宿泊客から、一律で1人300円を徴収する方針です。仙台市での宿泊の場合は200円を市、残る100円を県が受け取ります。仙台市は、来年11月をめどに課税を始める方針です。

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