職員が少ない夜間に火災が発生したらどう対応するか…。
新潟県上越市の社会福祉施設職員が6日、火災への対応訓練に参加しました。

【訓練】
「火事です!避難してください」

この訓練は、職員が少なくなる夜間の火災を想定して行われました。
訓練に参加したのは、上越市内の社会福祉施設の職員20人で、2人から3人の班ごとに分かれて対応します。

火災現場を発見すると、施設の利用者を素早く火元から遠ざけ、初期消火にあたります。今回の訓練では、初期消火に失敗した場合を想定し、避難誘導をしながら消防にも連絡をし、対応を確認しました。

【福祉施設職員】
「119番通報の基礎を学ぶことができ、とても勉強になりました」

【上越消防署予防設備係 山田智広係長】
「119番通報のあり方を確認していただきたいのと、災害が起きた場所で近くにいる方が応急手当するなど、その場でできることを学んでもらえたら」

福祉施設の職員は、急病人が出た際の通報の仕方や、救急車が来るまでの対応も学んでいました。

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