長野市内は8日深夜から9日未明にかけて激しい雨となり、9月としては1時間の降水量が観測史上最大となりました。

長野地方気象台によりますと、長野市では、9日午前0時36分までの1時間に47ミリの雨が降りました。

88年前1936年の40.3ミリを上回り、1903年に観測を始めて以来、最大となりました。

3時間の降水量も観測史上最大となっています。

一方、長野県内は前線に向かって太平洋高気圧をまわる暖かく湿った空気が流れ込み、9日夜遅くにかけて大気の不安定な状態となり、大雨となるところがある見込みです。

そのため、気象台は、長野県は9日昼過ぎから夜のはじめにかけて雷を伴った激しい雨に注意が必要だとしています。

雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があるということです。

10日午前6時までの予想される24時間予想降水量は多いところで、全県で50ミリとなっています。

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