鹿児島市で8日、大学生たちが自ら考えた国の政策を発表する大会が開かれました。

この「未来国会2024」は、若者の投票率向上などを目指し、国会議員などへの大学生のインターンシップ参加を支援しているNPO法人が開きました。8日は鹿児島エリアの決勝大会が開かれました。

県内の国会議員や県議など、7人の現職の政治家のもとでインターン生として活動している鹿児島大学などの学生15人が、議員ごとのチームに分かれて政策をプレゼンしました。

各チームは外国人労働者の支援やネット投票の導入、教育格差の是正などをテーマに、政策の内容だけでなく、必要な予算や財源となる国の歳出なども発表しました。

また質疑応答では、インターンを受け入れている議員からも質問が投げかけられ、活発な議論が交わされました。

(投票率向上についての質疑応答)
「(ネット投票は)不正投票が行われる可能性が高いと思うが、どう対策?」
「エストニアなど成功事例を参考に、対処を考えていく」

(投票率向上をテーマに発表した鹿児島大学2年生)「政策を最初から考えるのは難しかった。自分のプレゼン力を高めていきたい」

優勝したチームは今月18日にオンラインで開かれる全国大会に出場します。

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