8日午前5時半すぎ、福島県いわき市の踏切で、乗用車が脱輪して動けなくなり、JR常磐線は約1時間半にわたり、上下線で一時運転を見合わせました。

JR東日本によりますと、8日午前5時39分ごろ、JR常磐線でいわき発原ノ町行きの下り普通列車が運行していたところ、いわき市久之浜町にあるJR常磐線の久ノ浜駅構内にある踏切で、非常ボタン(踏切支障報知装置)が押されているのがわかりました。

運転士が現場近くにスピードを落として近づいたところ、乗用車1台が踏切で脱輪して動けなくなっていたということです。

現場ではレッカー車を要請しましたが、レッカー車が到着する前に、JRや警察、一般の人あわせて12人で脱輪していた乗用車を踏切の外へと出したということです。

この影響で常磐線はいわき、原ノ町間で約1時間半にわたり、上下線で運転を見合わせ、上下線で2本の列車が運休し、4本の列車に最大91分の遅れが出ました。

このトラブルでけが人はいませんでしたが、乗客約30人を含む約400人に影響が出ました。

※画像は視聴者提供(一部を加工しています)

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