愛知県犬山市で過去に児童相談所に保護された女の子が暴行され死亡した事件を受け、県は虐待に関する情報を逐一警察に共有する新たなシステムを作ります。

この事件は2024年5月、犬山市で小学1年生の女の子が暴行を受けて死亡し、母親と内縁の夫が起訴されたものです。女の子は虐待の疑いで過去に2度、児童相談所に一時保護されていました。

児童相談所は現在、虐待に関する情報を月に一度まとめて警察に共有していますが、今年度中にシステムを改修し、児童相談所が入力した氏名などの情報を警察がすぐに閲覧できるようにするほか、これまで警察が問い合わせていた過去の一時保護に関する情報も端末上で分かるようにするということです。
システム改修などにかかる費用はおよそ1270万円で、9月議会に提出される補正予算案に盛り込まれます。

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