広島出身の選手も活躍し、史上初の快挙です。パリ・パラリンピック、ゴールボール男子の日本代表が金メダルを獲得しました。

パリ・パラリンピック男子ゴールボール。日本時間のきょう未明に行われたウクライナ対日本の決勝戦に、竹原市出身の田口侑治選手が出場しました。

ゴールボールは、視覚障害のある選手が鈴が入った音の出るボールを投げてゴールの数を競います。

チーム最年長の背番号4が田口選手です。

史上初の決勝進出となる日本は、キャプテン金子のゴールなどで序盤から2点をリードする展開!しかし、世界ランキング8位のウクライナに粘られ、3ー3の同点で延長戦に突入します。

延長戦は、ゴールデンゴール方式で先に得点を入れた方が勝利。その前半開始1分、日本・佐野のシュートが、ウクライナ選手に弾かれながらもゴールに吸い込まれ、日本が、ゴールボール史上初の金メダルを獲得しました。

田口侑治選手
「最高です!金メダルをとったらこう言おうとか色々考えていたけど、嬉しいが先で言葉が出ないです」

コートは、6人制バレーボールと同じ大きさ周りで声を出したりして指示したり、相手の邪魔をすることは禁じられていて、ボールの中の鈴の音だけを頼りに競技を行うことから、「静寂の中の格闘技」とも呼ばれています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。