全国的にコメ不足が話題となるなか、岩手県南の一関市では早くも新米の稲刈りが始まりました。岩手県は気温が高く推移していることから平年に比べて県内全体で6日程度稲刈りの適期が早まると予想しています。

一関市中里にある遠藤清行さんの水田で6日、コンバインの試運転も兼ねて岩手県産の主力品種でもある「ひとめぼれ」の稲刈りが行われました。
去年に続き夏の高温の影響が心配されましたが、今のところ2024年の出来は良さそうだということです。

2024年は全国的にコメ不足が話題となるなかで迎えた出来秋となりました。

(遠藤清行さん)
「待っているお客さんもいますし、もちろん我々生産者としてはものができるという喜びの方が強い部分がありますけど、期待に添えるものであれば一番良いと思います」

遠藤さんは30ヘクタールの水田で米作りをしており、6日刈り取ったコメの水分量などを確認して、本格的な稲刈りのタイミングを決めるということです。

県によりますと気温が高く推移しており、県内では平年に比べて刈取り適期が6日程度早まるとしているほか、刈遅れは品質低下につながるとして適期刈取りを呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。