野球の強豪校で体罰。至近距離からのノックで部員がけがです。

三重県立菰野高校の62歳の男性教諭は、硬式野球部の監督だった去年11月、練習中にミスをした部員に、3~4メートルの至近距離から1球ノックをして、部員の左腕にけがをさせました。また、去年9月には、同じく練習中にミスをした別の部員に、反省させるために走ることを命じ、結果的に、昼食を取らせることなく、約2時間走らせました。

複数の部員に対し 、「へたくそ」「ばかやろう」「殴らせろ」「殴ってくださいと言え」など、不適切な発言もしていたということです。

教育委員会の聞き取りに対し、男性教諭は「指導の範疇だと思っていた」などと話し、ことし6月に野球部の指導から外れていました。男性教諭は、6日付けで減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けました。

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