県内では5年ぶりとなるテング熱の感染が確認され、県では、東南アジアなど流行の恐れが高い地域へ渡航する際は十分注意するよう呼びかけています。

県衛生研究所によりますと、今月1日までの1週間に山形市保健所で海外渡航歴があった1人がデング熱に感染したということです。

県内で、デング熱の感染が確認されるのは2019年以来、5年ぶりです。

デング熱は蚊を介して広がるウイルス性の感染症で、東南アジアや中南米など主に海外で患者が多く報告されています。

感染すると、発熱や関節の痛み、発疹といった症状が1週間ほど続く場合があるということです。県では、流行の恐れが高い地域へ渡航する際は、現地で蚊に刺されないように注意するよう呼びかけています。

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