日本の周辺では台風が10号、11号、12号と立て続けに発生しました。
日本の南にはこの他にも注目すべき「台風のたまご」が存在。7日朝までに沖縄の南に新たな熱帯低気圧が発生する可能性があります。

▼「台風11号」日本への影響は?

南シナ海にある台風11号。
6 日にかけて、発達しながら南シナ海を西寄りに進む見込みで、日本からは離れて行きますが、南西諸島では大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降り大雨となる所がありそうです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意が必要です。

▼「台風12号」日本への影響は?

5日午後、台風12号が日本の東に発生しました。
台風12号は6日にかけて日本の東を北寄りに進み、6 日昼過ぎまでには熱帯低気圧となり、7日朝までには2 温帯低気圧に変わる見込みで、日本への影響は少ない見込みです。

▼日本の南に熱帯低気圧が停滞…日本への影響は?

このほか日本周辺では、日本の南、沖ノ鳥島付近に熱帯低気圧があり、停滞しています。この熱帯低気圧は6 日にかけて沖ノ鳥島付近にほとんど停滞し、7 日朝にかけてゆっくりと北西に進むとみられ、日本への影響は小さい見込みです。

▼新たな「台風のたまご」が発生する可能性ー

そしてこれとは別に、日本の南の海上では、新たな「台風のたまご」が発生する可能性があります。

気象庁は、7日朝までに沖縄の南に新たな熱帯低気圧が発生する可能性があると見ていて、この周辺の暖かく湿った空気の影響で、南西諸島では大気の状態が不安定となり、7日にかけて雷を伴った激しい雨が降る所があるとしています。

またこの熱帯じょう乱から流れ込む暖かく湿った空気が本州付近に伸びる秋雨前線を刺激し、来週は本州付近で、雨雲が発達しやすい状況になる可能性があります。

ただこの沖縄付近に予想される熱帯じょう乱の予想にはバラつきがあるため不確実性があり、今後の予想に留意が必要です。

今後の気象情報に注意してください。

気象庁HPより
気象庁HPより

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