北海道札幌市内の中学生が集まり、よりよい学校の実現に向けて話し合う「さっぽろっ子サミット」が初めて開かれました。

9月5日、北海道札幌市白石区で開催された「第1回さっぽろっ子サミット」は、教育委員会が主催したもので、札幌市立中学校97校の生徒代表が、学校の垣根を越えて参加しました。

 今回のサミットのテーマは「笑顔があふれる楽しい学校にするためにできること」。

 参加した生徒は、学年の違う生徒同士が交流する方法などを話し合いました。

生徒
「ほかの学年と一緒に道徳(の授業を)する時間が少ないですよね」

 生徒
「体育館で全校道徳受けたり、講師を招いて授業を受けるという場面は結構あるけど、一緒にその場にいて(話を)聞いているだけなので、もっと交流とか意見を話し合える場が作れるといいなと思う」

また、いじめが起きない空気づくりの大切さなど、生徒ならではの視点で意見を交換しました。

日章中学校 細川優菜さん
「自分がやっていない取り組みとかを行っていたり、話すのが上手な人とか、考えがすてきな人とかたくさん出会えてよかったです」

 札幌市教育委員会は、生徒たちがサミットで出た意見をそれぞれの学校に持ち帰り、学校をよりよくするために生かしてほしいとしています。

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