鍋で、カニをゆでようとした時に、ガス爆発が起きたとみられます。
9月5日午前、北海道札幌市の場外市場の海産物店で火事があり、70代の女性が搬送されました。

9月5日午前8時半ごろ、札幌市中央卸売市場の場外市場にある海産物店「ホタル水産」で、「ガス爆発で火が出ている」と付近にいた人から消防に通報がありました。

 寺﨑結加記者
「現場には規制線が張られており、少し焦げ臭い匂いがします」

 火は通報から約10分後に自力でほぼ消し止められ、建物内のほかの店への延焼はありませんでした。

 警察と消防によりますと、店で働いていた70代の女性がのどの痛みを訴えて病院に運ばれました。

近くの店の人
「ボーン!と振動と…」

 隣の店の人
「隣の奥さん、爆風かなにかで飛ばされてて…男性のお客さんが(女性を)引き上げて出してくれて」

近くの店の従業員によりますと、火が出た店ではゆでたカニの販売や発送をしていて、5日も、70代の女性が1人で作業をしていたということです。

警察は、女性がコンロに火をつけようとした際に、何らかの理由でガスに引火した可能性もあるとみて、出火原因などを調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。