新型コロナウイルスなど感染症のクラスター発生の防止に向けた取り組みです。

高齢者施設と障害者施設を対象にした実務的な感染症対策を学ぶ研修会が甲府市で開かれました。

研修会は山梨大学医学部が開いたもので、県内の高齢者施設と障害者施設の看護師や介護士などが参加しました。

講師は感染看護の専門家が務め、クラスターの予防策として「利用者の行動やよく触る場所を観察してスタッフが手や指の消毒をするタイミングを確認し、マニュアル化することが重要」などと助言しました。

また、県内3つの施設の職員も加わったパネルディスカッションも行われそれぞれの施設で取り組んだ感染防止対策を紹介しました。

このうち笛吹市の高齢者施設は携帯電話のアラームを活用して定期的な換気を徹底し、傘と点滴スタンドを組み合わせて作った面会用シールドが効果的だったなどと話していました。

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