国道16号の道路陥没現場=4日午後、千葉県市原市で、本社ヘリ「あさづる」から(林泰史撮影)

 4日朝に陥没が見つかり通行止めになっていた千葉県市原市の国道16号は5日午後4時半ごろ、31時間ぶりに復旧した。  国土交通省千葉国道事務所によると、現場の地下を横断している鋼製の雨水管の腐食が原因だった。管は周辺工場の敷地などに降った雨水を海に流している。長年かけて腐食して沈下。地中にできた空洞に3日の大雨で雨水が流れ込み、周りの土砂を流出させて陥没した可能性が高い。  同事務所は、腐食した管を撤去して仮設の管を設置し、陥没した場所を埋め戻した。(長屋文太) 

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