輸出入が禁止されている北朝鮮からシジミを輸入したとして、警察は水産物の輸出入販売会社などを、5日にも書類送検する方針を固めたことがわかりました。
外国為替法違反の疑いを持たれているのは、埼玉県の水産物輸出入販売会社と、当時の代表取締役ら3人です。捜査関係者によりますとこの会社は2020年1月ごろ、日本政府が北朝鮮との輸出入を禁止しているにもかかわらず、北朝鮮産のシジミをロシア産と偽って輸入した疑いが持たれています。
山口県警などの合同捜査本部はおととし、不正競争防止法違反の疑いで全国で家宅捜索を行いました。警察では不正なルートを通じて、北朝鮮に金が流れていた可能性もあるとみています。
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