兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査している百条委員会が5日もはじまりました。きょうは公益通報に詳しい専門家らが、県の対応などについて証言する予定です。

午前に出頭を予定しているのは、元朝日新聞記者で、上智大学文学部新聞学科の奥山俊宏教授で、質疑は公開で行われる予定です。

元幹部職員の男性は、今年4月に県の公益通報窓口に通報しましたが、県は告発文書について、「核心的な部分は事実でない」として対応、5月に元幹部を停職3か月の懲戒処分にしていました。男性はその後、死亡しました。

こうした県の対応などについて、専門家の意見が聞かれるとみられます。


5日の百条委では、公益通報者保護や贈答品について調査が行われる予定になっていて、奥山教授のほか、県の特別弁護士や元総務部長が出頭します。

一部は非公開となり、県の職員らが出頭する予定となっています。

斎藤知事は、きょう出頭の予定はなく、あす6日に公益通報や贈答品などについて証言する予定となっています。

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