日本の南海上では台風が10号、11号と立て続けに発生しました。11号は発達しながら南シナ海を西に進み、日本からは離れて行きますが、日本の南にはこの他にも注目すべき「台風のたまご」が存在。新たな熱帯低気圧が発生する可能性もあります。
まず、南シナ海にある台風11号。
発達しながら南シナ海を西進していて日本からは離れて行きますが、南西諸島では大気の状態が非常に不安定となっていて、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所もありそうです。6 日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
次に日本の南にすでに発生している熱帯低気圧。
ゆっくり北上しますが、これはあまり発達しないと予想されています。日本の東で不明瞭になる見込みのため、日本への影響は小さいとみられます。
そして4日、別の熱帯低気圧が日本の南に発生しました。
また、さらに別の熱帯低気圧が沖縄の南に発生する可能性もあります。
気象庁は、7⽇頃から、熱帯じょう乱が沖縄・奄美に影響する可能性があるとしていて、まだ不確実性が⼤きいものの、沖縄付近に影響する可能性があるため、今後の予想に留意が必要としています。
シミュレーションの中には、この熱帯低気圧が発達して沖縄付近にとどまるものもあるため、今後の動向に注意が必要です。
日本の南海上は今、台風が発生しやすい状況になっていますので、今後の気象情報に注意してください。
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