災害が発生したときの食品の備蓄について市民に考えてもらう講座が、広島市で開かれました。
講座は10年前の広島土砂災害を教訓に、食品の備蓄について住民に考えてもらおうと開催されました。参加者は管理栄養士から助言を受けながら、それぞれの家庭の備蓄食について考えました。
参加者
「夫が糖尿病であまり缶詰など使えない。備蓄食に豆などを使ってみる」
講師の管理栄養士は、災害直後の食生活はおにぎりやパンなどの炭水化物が中心になりやすいと指摘し、あらかじめ栄養バランスを考えて食品を備蓄するように伝えました。
管理栄養士 伊藤夕賀子さん
「10年前の広島土砂災害でも便秘などいろんな不調を訴えた人たちがいた。それを防ぐためにタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養素の相乗効果なども考えながら備蓄してもらいたい」
広島市は今後もこの講座の開催を検討しているということです。
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