自民党の茂木幹事長が総裁選出馬にあたり、1兆円分の防衛増税の停止を打ち出したことについて、小野寺安全保障調査会長は「日本の安全保障に影響を与えるだけでなく、外交上も問題になる」などと批判しました。

自民党 小野寺安保調査会長
「これは我が国の安全保障にも大きな影響がありますが、それ以上に日本の同盟国や同志国、これに対しても不安を与えることになるのではないか。むしろ、外交案件の大きな問題になります」

小野寺安保調査会長は国会内でこのように述べたうえで、「茂木幹事長の真意はわからないが、明確な財源ということはしっかり言っていただきたい」と語りました。

また、茂木幹事長が政策活動費の廃止を打ち出したことについても、「今回、言う前に党内で議論していただいた方がよかったんじゃないか」などと指摘しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。