県産食材の消費拡大を目指す長野県の「しあわせバイ信州運動」の一環として、県内の酒造会社などが開発した新商品がお披露目されました。

4日に発表された新商品は「信州の酒粕仕立て野菜味噌スープ」です。


電子レンジで温めるだけで食べられるようになっていて、県産の酒粕を使用した味噌スープには、野菜やエリンギ、隠し味には細かく切ったベーコンが入っています。

古畑キャスター:
「いい香りがする、おいしい。芳醇な香りが広がって、とてもコク深い味噌スープになっています。具材もごろごろ入っているのがうれしい」

この新商品は、県産食材の消費を促す「しあわせバイ信州運動」の一環として、辰野町の小野酒造店や上田市の信州ハムなど、県内の4社が共同して開発。

日本酒の製造過程で発生する酒粕は廃棄されることが多く、それを有効活用したいという思いから誕生しました。

小野酒造店・小野能正(おのよしまさ)社長:
「酒粕というものに色々な方が漬物だけでなくて、食べても美味しいということに注目していただいて、なんとか有効利用されていけば非常にうれしい」

「信州の酒粕仕立て野菜味噌スープ」は9月末から県内のスーパーマーケットなどで販売が始まります。

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