3日夜、長崎県で母親を包丁で複数回刺し殺害しようとしたとして46歳の男が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件で、包丁は自宅にあったもので、警察の到着時、母親は血まみれで台所に倒れていたことが新たに分かりました。

逮捕されたのは長崎県長与町に住む無職の46歳の男です。警察によりますと男は3日午後7時頃、自宅で同居する75歳の母親の胸などを包丁で複数回刺すなどして殺害しようとした疑いが持たれています。

男から「親を殺しました」と110番通報があり、駆けつけた警察官が倒れている母親と、凶器とみられる包丁を確認し、男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。

母親は当初意識があったということですが、午後8時28分に搬送先の病院で死亡が確認され、警察は今後容疑を殺人に切り替えて捜査を進める方針です。

この事件で凶器とみられる包丁は家にあったもので、警察の到着時、母親は血まみれの状態で台所に倒れていたことが新たに分かりました。

男は両親と3人暮らしで、当時父親は仕事で家にいなかったということです。男は無職で、引きこもり状態だったという話もあり、警察では動機も含めて捜査を進めています。

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