民間の有識者で作る「人口戦略会議」が、将来消滅する可能性がある自治体を公表したことについて島根県の丸山達也知事は、24日の記者会見で、市町村が取り組むべき問題かのように取り扱われるべきでないと批判しました。

人口戦略会議が24日、近い将来、今の4割の自治体が消滅の可能性があると公表したことについて、丸山知事は次のように指摘しました。

島根県 丸山達也 知事
「市町村単位でやること自体が私はナンセンスだと思いますよ。市町村の努力が足りないからとかっていう風に押し付けてるけども、じゃあ東京都がね、すごい頑張ってるから人口増えてるの?そんなことないでしょう。出生率最低だよ。」

詳細な確認はまだだとしながらも、3大都市圏への人口集中を放置して来たのが原因で、経済界などを含め、地方分散の取り組みを求めました。

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