新潟市消防局は3日、男性指令補(40代)が4回にわたり部下に飲食代計3万円を支払わせたとして、減給2か月の懲戒処分としました。男性司令補は「指導のつもりだった。こうした悔しさをバネに訓練に励んでくれると思った」と話しているということです。

減給10分の1・2か月の懲戒処分を受けたのは、新潟市消防局に勤務する男性消防司令補(40代)です。司令補は今年6月には部下1人に対して、7月には複数の部下に対して、自らの飲食費あわせて3万円を支払わせたということです。

いずれも1日に2軒の飲食店を訪れ、会計時に「俺の分も払っておけよ」と支払いを強要したもので、部下が別の上司に相談し発覚しました。新潟市消防局は「上司の立場を利用したパワーハラスメント」とあたると判断したものです。

処分を受けた司令補は「指導のつもりだった。こうした悔しさをバネに頑張ってくれると思った」と話し、被害を受けた部下に対して謝罪したうえで返金したということです。

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