犯行にかかった時間はわずか「27秒」…その一部始終を、防犯カメラが捉えていました。

4月23日午前4時15分過ぎ、名古屋市千種区の無人スイーツ販売店に顔を隠した2人組が入っていくのを捉えた、防犯カメラの映像。

この店に店員はおらず、客は現金を集金箱に入れるかキャッシュレス決済で代金を支払う仕組みです。

2人組が店に入ってから、わずか5秒。

向かったのはレジ横にある両替機、1人は工具を持っています。

両替機に入っていたのは、100円硬貨が約1000枚など、現金あわせて10万円。

2人組は両替機を担いで店の外へ…たった27秒の犯行でした。

その後、1人が店内に戻ってきて、今度は集金箱も盗もうとしますが、固定されていて持ち出せません。

一瞬、手にした工具で集金箱をこじ開けようとする仕草も見せますが、最後は諦めて逃げ去りました。

被害に遭った店のオーナーは。

(店のオーナー)
「手慣れた犯行ですよね。何度か下見に来たと思う」

盗まれた両替機は事件から約8時間後、3キロ離れた公園に捨てられているのが見つかりました。

両替機は破壊されて配電盤が飛び出した状態で、中にあった現金はなくなっていました。

(店のオーナー)
「許せないですね。早く犯人が捕まってほしい」

オーナーは警察に被害届を提出し、警察は窃盗事件として逃げた2人組の行方を追っています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。